この記事はこんな方へ
- 親子で楽しめる電車絵本を探したいけどどれを選べば良いかわからない。
- リアルな子供の反応を知りたい!
- 赤ちゃんは動くものが大好きですよね。その中でも電車は特別。
- 「楽しみながら読書習慣をつけてあげたい」と始めた毎日の読み聞かせも月齢が上がるにつれて絵本に好みが出てきます。お気に入りの電車の絵本を読書時間のきっかけにするのもおすすめです。
- この記事では1歳代で読み聞かせを行った中で特に反応の良かった電車絵本を紹介しています。本人から『もう一回読んで』の指差しがあったものが中心です。
- きっとお気に入りの電車絵本が見つかりますよ!
でんしゃがゴットン
題 名 でんしゃがゴットン
作者 冬野いちご
出版社 岩崎書店
出版年 2009年
黄色い電車が町の駅から山の駅までお客さんを乗せて走ります。お客さんはリスの親子やたくさんの荷物を持った大きなクマさん。絵本の中には『ごじょうしゃありがとうございます。』という場面が出てきます。繰り返し読み聞かせていると息子くんが自然と一緒にお辞儀をするようになりました。日本で生活していると避けては通れないお辞儀。1歳でお辞儀ができると好印象をもたれることが多く、読み聞かせでお礼をおぼえました。
街中では色鮮やかな赤い自動車やゴミ収集車と競争。ストーリーが理解できない0歳代からカラフルな色使いで興味を引きます。延々と指差しをして『これは自動車、ゴミ収集車、バス』とタッチペンがわりにアナウンスしてヘトヘトになった記憶があります。文章は赤ちゃんが大好きな擬音と繰り返しの要素を含み、言葉のリズムに興味を持つ0歳代からおすすめ。
でんしゃだ、でんしゃ!カンカンカン
題名 でんしゃだ、でんしゃ!カンカンカン
作者 津田 光朗
出版社 新日本出版社
出版年 2011年
象の親子が自転車でお出かけ。色、車両の種類、数を楽しく学べます。色わけが大好きな1歳9ヶ月の息子くんは、電車の色を見て『黄色、赤、青』と確認していくのがお気に入り。絵本の中の一文「みどりのなかをはしります」。単なる色としての緑だけでなく、自然の中という意味合いを含む緑も入っています。さっそうと木々のなかを自転車で走るワクワク感がたまりません。日本語の表現の奥行きも感じました。
二階建て車両の存在もこの絵本で初めて知りました。プラレールの二階建て車両を見ると「絵本と同じ!」と言わんばかりに指差しをしています。ダンプカーやミキサー車といった働く車も登場します。お気に入りがたくさんつまった絵本です。
でんしゃがきました
題名 でんしゃがきました
作者 光浦 太郎
出版社 童心社
出版年 2017年
たくさんの食べ物を乗せた電車を動物達が紹介していきます。1歳9ヶ月の息子くん「ふみきり カンカン」という文章の繰り返しが大好き。すぐに覚えてお母さんと一緒に「カンカン!」と元気一杯に言ってくれます。登場する食べ物は身近な野菜やチーズ、果物にハンバーグなどなど。「昨日〇〇くんが食べたハンバーグだね」等親子の会話も弾みます。離乳食が始まる0歳代からおすすめです。
でんしゃでいこう でんしゃでかえろう
題名 でんしゃでいこう でんしゃでかえろう
作者 間瀬 なおかた
出版社 ひさかたチャイルド
出版年 2002年
表表紙からも裏表紙からも読むことができる絵本。初めて見る絵本の中の菜の花畑や雪景色をじっと見つめていました。
この絵本に出てくる電車の乗客の中にはお年寄りのご夫婦が描かれています。絵を見た息子くんは「じーじ、ばーば!」といって喜んでいました。1歳8ヶ月前後は祖父母と遊んだという子供自身の経験と、絵本の内容を結びつけて語りかけを行うことで周囲の物事に対する理解度が上がります。「じーじお団子食べてるね。お茶飲んでるね」とイラストを説明しながらお話しました。他者への興味が芽生える2歳前のこの時期、絵本をとおしてなかなか会えない祖父母への想いも育っているようです。
いろんなでんしゃはっしゃしまーす
題名 いろんなでんしゃはっしゃしまーす
作者 岡本 雄司
出版社 アリス館
出版年 2020年
いろんなでんしゃに乗って、お父さん、お母さんとお出かけをする絵本。実在する車両がイラストで描かれています。対象年齢は3歳と記載があります。文章はシンプルで実際におもちゃで持っている車両が出てくるので、子鉄の息子は大喜び。1歳代でも充分楽しんでいる様子でした。ママ鉄初心者の私は、江ノ電と海のおしゃれなイラストがお気に入りです。
- でんしゃがゴットン
- でんしゃだ、でんしゃ!カンカンカン
- でんしゃがきました
- でんしゃでいこう でんしゃでかえろう
- いろんなでんしゃはっしゃしまーす
お気に入りが見つかると良いですね!
楽しい読み聞かせライフを!